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記事: GRASS-FED

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◯ 育てられ方による質の違い
 ・グラスフェッド :牧草飼育
 ・グレインフェッド:穀物飼育

一般的に、スーパーなど市場の約99%の肉や牛乳、チーズ、ヨーグルト、バターは後者のグレインフェッド飼育で育った牛である。

違いは一言で、脂肪量と栄養の〝質〟。
そして「人・動物・自然」への負担が最小で済むこと。
つまり、100年酪農ではなく1000年酪農である。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の比率、
食物連鎖による生物濃縮の違い。
放牧により牛肉中の人間に対する健康や病気予防
に有効とされる種々の機能性成分の合量が高まることが報告されている。

抗酸化活性による細胞の
老化防止作用や免疫調整作用をもつβカロテンやαトコフェノール(ビタミンE)の牛肉中含量は、慣行肥育牛(グレインフェッドカウ)よりも放牧牛(グラスフェッドカウ)で高いことが分かっている。

◯ 放牧による抗酸化ビタミンと脂肪酸組成の変化
穀物飼育牛肉(グレインフェッド)を「1」とした場合の牧草飼育牛肉(グラスフェッド)の成分

ビタミンE:約2.8倍
βカロチン:約3.4倍
不飽和脂肪酸:約2.7倍
脂肪:約0.66倍
インスリン量:約0.47倍
オメガ6とオメガ3比:放牧牛3.3倍:穀物牛:6.6倍

放牧で育つと牛が健康的なため乳の全体栄養価が高まり〝質〟が良くなる。

食品中の脂肪酸組成は栄養学的にバランスが
重要で食事におけるオメガ6/オメガ3比率を5以下にすることが推奨されているが、牧草にはn-3系不飽和脂肪酸(オメガ3)であるα-リノレン酸が穀物と比較して多く含まれるため、放牧飼育牛の体組織のオメガ6/オメガ3比率は3.3と低く食品栄養学的に好ましい脂肪酸組成となっていることが研究結果で分かっている。

グレインカウ(穀物牛)で作られた通常のバターに多く含まれる飽和脂肪酸は名前の通り「飽和している状態」なので他の物質と化学反応しにくくなっている。そのため、体内で燃焼されにくく、「脂肪」として蓄積されてしまう。このためダイエットには不向き。

一方、グラスフェッド牛は不飽和脂肪酸を含み、状態が不安定なので、分子の中に酸素と結合しやすい箇所がある。
そのため、
体の中で燃焼されて分解されやすいという性質をもっている。
牧草で育つと体に良いと
されるそのような多価不飽和脂肪酸であるオメガ3(n-3系脂肪酸)や中鎖脂肪酸が高まっている。

更に、
餌によって飼育環境が大きく変わってくる。

穀物で育てる場合は、基本的に大量生産、コスト削減が中心なので、穀物は農薬、アンモニア化学肥料
を大量に使用されたり、農薬や肥料がないと育たない一世代で終わる遺伝子操作されたターミネーター種子であったり、早く太らせるために牛舎で身動き取れず育てるため、肥満、生活習慣病的な状態、ストレス増加、病気(胃に穴が空く酸性アシドーシスなどを発症)に罹りやすくなる。

さらに、成長ホルモンが投与されているため、人体への影響を疑問視する声も数多く挙がっている。

[参考]
草からの牛肉生産の研究 秦 北海道畜産草地学会
検索ワード:「草からの牛肉生産の研究 秦 北海道畜産草地学会

一般的な牛乳生産用に育てられている代表・ホルスタイン牛は、産まれた時は約40㎏、大人で約600〜700㎏になる。

本来牛は反芻動物(一度胃に送って口に戻して消化率UP)でありそもそも穀物を食べるような動物ではない。
牧草(本来は野草)を食べて体を大きくする。
あれだけの大きさと筋肉質を野草のみで保てると言うのはよく考え
たら驚くことである。
その他にも、ゴリラ、馬、サイ、ゾウ、キリンなども草食動物である。
動物図鑑に載っている力持ち
動物ランキングでは、像が1位で上位全て草食動物である。
なぜ、草食動物や牛(反芻動物)は草であれだけの筋肉質、
つまりタンパク質を補えているのだろうか?
なぜなら、草からアミノ酸を合成できる微生物が体内(胃)に何億といる
からだ。
人間が食べ物でしか摂取できない必須アミノ酸群も作り出せてしまう。
そして牛の場合、その効果
が顕著に高い。
その理由は、牛には胃袋が4つもあり、その中の1つ第一の胃(ルーメン)に微生物が多く含まれて
いるから。
ビタミンB群やCも微生物が作り出すので、草だけでも大丈夫。
牛の胃や腸の中の1㎤あたり100万もの微生物がいる。
広々としたところで育った牧草牛とは対照的に、穀物牛は基本的に食味を良くするため、
早く育てて出荷させたいがために脂肪分が牧草牛の約1.5倍〜4倍と言われている。
そして、穀物の餌により胃がpH5以下となり酸性に偏り胃の中の微生物が死滅するだけでなく、ルーメンアシドーシスの病状を引き起こす。
穀物飼育の代償は体内微生物を完全に死滅させ、栄養素を胃腸でつくることができない体にさせてしまう。

[参考]
ルーメンアシドーシスに関わる最新研究
検索ワード:「ルーメンアシドーシスに関わる最新研究

※ 牧草(グラスフェッド)
家畜が草の中でとくに好んで食べ栄養価が高く収量も多いものを人間が選抜して改良したものを指す。
※ 野草(ワイルドグラスフェッド)
表土を削らず、人の手が入らない完全に自然な草を指します。
そのため、約50種類以上の
野草にて飼育することが可能。
※ ルーメンアシドーシス
第一胃内において乳酸あるいは揮発性脂肪酸(VFA)の異常な蓄積のために第一胃内のpHが低下
した状態。
第一胃アシドーシスとも呼ばれる。
主要な原因は炭水化物に富む穀物、濃厚飼料、果実類などの急激な摂取である。
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