PANCHAKARMA GHEE DRINKING CURE
◯ 注意点
実践する際は、医療行為なのでアーユルヴェーダ関連機関、医師のもと行うようにすること。
医師が不在の下、独自で行う実践は危険度が高まりますのでお辞め下さい。
また、こちらは某インド・アーユルヴェーダで行われた治療内容ですので、これが基本的な正解かどうかは不明ですので、そこだけはあしからず。
サンスクリット語
パンチャ:「5つ」の意
体質や体調に合わせて細かくプログラムされたデトックス&クレンジングを14日または21日間にわたり行うアーユルヴェーダの療法。「5つの療法」
5種類の解毒・浄化療法を実践してドーシャ(氣)のバランスを整え、ストレス解消や疾患の治療を目指す。
パンチャカルマはアーユルヴェーダの純然たる医療行為で、心身の健康に様々なメリットをもたらすとされる。
女性は生理があるため、30日から60日間など余裕をもって治療を受けると良い。
スネハパナとは、ギーを飲み、「入れて出して綺麗にすること」の意。
ギーを飲むことで体内の毒素(アーマ)を取り除くアーユルヴェーダの治療法である。
大量にギーを飲むことになるので、やはり牧草飼料100%水準で育ったグラスフェッドギーが安心だろう。
[1日目]
7時
レモン小半分 + 軽く温めたギー50㎖ + 白湯1カップ(通常ギー量が分からないように目隠し)の順で食べて飲む
その後、絶対に眠らず(眠ると消化機能が下がるため)に、ゆっくり過ごす。
白湯かジンジャーティをこまめに飲む。
ゲップの匂いがギーでなくなったのが消化された一つのサイン。
18時:お粥、パパド(南アジアの米粉や豆の極薄のクラッカーの様な食べもの)少々、塩。
20時:もう一度お粥。食べたくない時は食べなくて良い。
[2日目]
1日目と同じ工程。
違いはギーの量が100㎖と、パパドなし。
お粥とレモンと塩の一食。
[3日目]
2日目と同じ工程。違いはギーの量が150㎖へ。
[4日目]
3日目と同じ工程。違いはギーの量が200㎖へ。
ゆっくりと通常食に戻す回復食をしっかり行う。
回復食の時に我慢できず暴飲暴食してしまうと逆に体に負担が増大し害となります。
監修 ヨガ栄養士&マクロビオティック愛好家