肥満が肥満を呼び起こす原因 ① レプチン抵抗性 食欲を抑制するレプチンの働きが弱っている状態が「レプチン抵抗性」といい、肥満をさらに助長させる原因の一つであると考えられる。 原因は、脂質の過剰摂取(動物性食品も含まれる)、蓄積により視床下部、レプチンが作用する弓状核に慢性的な炎症が生じ、効き目が弱まることが原因とする説が有力。
② ※ドーパミン受容体の低下 興奮状態になるとドーパミンが放出され快感を与える。 しかし、ドーパミンを放出し続けると(習慣的に)、量が日頃から多いためドーパミン受容体自体がドーパミンを受ける場所を少なくしようとする。 すると、ドーパミンを受ける場所が少なくなり、徐々に満足感が得られなくなってしまう。 しかしながら、脳は以前受けた快感を覚えているので、その快感を再び得ようとして食欲をさらに満たそうとする。 つまり、食べ過ぎ、買いすぎなどの「too much(過度に)」状態である。 これがいわゆる依存症。 買い物依存症、性欲依存症、ドラッグ依存症などのメカニズムだ。