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記事: WHY ARE HIGH GI FOODS BAD FOR YOU?

WHY ARE HIGH GI FOODS BAD FOR YOU?
4NUTRITION

WHY ARE HIGH GI FOODS BAD FOR YOU?

なぜ血糖値を急激に上昇させたり、インスリンを大量に放出させてはいけないのだろうか。

通常・空腹時の血糖値は
70〜110mg/dlである。
食べ物を摂取した後は、この数値は上昇する。

人体のメカニズム上、栄養の吸収速度が速い単糖類
、白砂糖などの糖類(二糖類)は、インスリンを過剰に分泌してしまい、その過剰分を脂肪に蓄えてしまう働きがある。

これは今まで約29万9950年と飢餓の時代が続いていたため、栄養を少しでも蓄えようとする人体の進化の結果である。

問題は、戦後から約76年という短い期間において「極端」な飽食の時代を迎えているということだ。
世の中の流行する食品は、ほとんどに白砂糖やコーンシロップ、果糖ブドウ糖液糖の過剰使用、質の悪化などのため、運動不足と重なり肥満が蔓延し生活習慣病も増加の一途を辿っている。

GI値(グリセミック指数:glycemic index)
血糖上昇指数を示す。
炭水化物が消化されてから糖に分解され吸収
される速さを相対的に表した数値。
血糖値は糖のみ上昇させる。
同じ量の炭水化物を摂取しても、血糖値が
急激に上昇する高GI値のものと、緩やかに上昇する低GI値のものとに分けられる。

◯ 食品のGI値数
ブドウ糖・ショ糖(砂糖):100

 高GI値
  白米84 フランスパン98 うどん80
 低GI値 
  玄米56 ライ麦パン58 そば59

高GI値
70以上 

中GI値
56〜69 

低GI値
55以下


精製された食べ物、つまり白い原料の食べ物は高GI値食品に多い傾向があり、茶色っぽい色付きの食べ物は低GI値食品の傾向があることが分かる。
これは、たとえば栄養が凝縮されている麦のふすまや玄米の胚芽部分が茶色によるためだ。

このことから、「胚芽やふすまを食べる食事」つまり「血糖値コントロール食」は、GI値食品をコントロールする食事法といえる。

グリセミック・インデックス(GI値)は、精製度が低く繊維が多いほど低くなる。
また、酢や脂肪(油)は、吸収を遅らせるので、和食で多い酢の物や脂質が多い大豆や小豆などの豆製品が健康には有効であることが分かる。

しかし、あなたがアスリート選手であれば逆となる。
GI値が中〜高数値の食品は、筋グリコーゲン合成のための糖質として利用されやすいため摂取する必要が出てくるだろう。
しかし、それは健康を犠牲にしてエネルギーを得るような諸刃の剣であることは認識しておく必要があろう。
アスリート選手は運動をしているため、高GI値食品を食べてもある程度はデトックスできるが、高GI値食品を認識していない場合、引退後もアスリート時代と同じ食習慣を続けてしまう傾向にあるため注意が必要である。

また、ふすまや胚芽には農薬が蓄積してしまうため、無農薬の麦や玄米を選択することが最低限の条件となる。
無農薬の小麦は玄米よりも一般的でないため、この点から小麦摂取を制限するグルテンフリー食が、「現代食=資本食」の有効な一つの対策食事法であることが分かる。
日本の環境下に
おいては、無農薬の玄米食を勧めているのは、農薬小麦摂取を減らす目的も一つに含まれている。
玄米が食の軸に
あれば、腹持ちもよく、自ずとパン摂取量(農薬小麦)は減るからである。

◯ GI値の定義
ブドウ糖(糖質50g相当)を摂取し、開始から時々採血して血糖を計り、2時間までの血糖曲線の血糖上昇下面積(IAUC)を100として対照とする。
ブドウ糖と同じ糖質重量の食品を摂取して、そのIAUCの面積比WO対照のIAUCの%で示した数値である。

◯ 高GI値食品の健康被害

⑴ グルコーススパイクを引き起こす
空腹時の血糖値:70〜110mg/dl(ミリグラムパーデシリットル)
健康な人の食後2時間値の上限:140mg/dl

脂肪が多い食品は、食後2時間経っても下がりにくい。
また、急激に血糖値を上昇させてしまうものの中に、単純
糖質である単糖類や二糖類(砂糖)が多く含まれている食品が多い。
私たちは、ほとんど炭酸飲料やケーキ、菓子パン
中にどれだけの白砂糖が使用されているか知る機会がない。
清涼飲料水に多く含まれる果糖ぶどう糖液糖や砂糖
(てんさい糖も含む)などの吸収速度が速いものを日頃から飲食する習慣。
また、パンとパスタ、ラーメンとチャーハン、丼物のような「糖質×糖質(W炭水化物)」の組み合わせが多い食習慣の方は、血糖値が高低差のあるジェットコースター
のように急激なウェーブを日々繰り返してしまう。
そうすると、「グルコーススパイク」で生じたAGEs(糖化最終生産物)
という体に悪いタンパク質や、上昇した活性酸素が血管を傷つけて、最後には動脈硬化などを引き起こしてしまう。



⑵ 低血糖症へ
ブドウ糖を肝臓に蓄えられなくなり、正常値の70〜110mg/dlよりも血糖値が下降してしてしまい、あらゆるところで機能を低下させてしまう症状である。

このように、血糖値を急上昇させる食べ物ばかりを摂取する習慣がある人は、逆に低血糖症も誘発してしまう。
血管が汚れ、詰まり、機能低下で循環がうまくいかず毒素が溜まり、あらゆる病気を引き起こしていく。

すべての元凶は「血のめぐり」にあるということ。

◯ 注意点
ただの数値・指標に過ぎない。数値に翻弄されない。
「腹(感覚)」で食と対話すること
数値に拘泥していなければ 食べた時に
体内で起こる変化(感覚)に氣づける + 自身の健康バロメーターの指針になる

・数値は健康に良い悪いを即座に判定できるものでもない あくまでも目安としての参考
・数値が低いからといって体に良いわけではない
・季節性の食べ物 地産地消を考慮する
・数値が高い低いに関わらず 他の栄養素も関わり体内で吸収されやすいものもある
・中GI値〜はスポーツの世界ではエネルギーとなり有効と考えられるものもある

監修 ヨガ栄養士&マクロビオティック愛好家
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