脂肪
過剰な脂肪やコレステロールは肥満や動脈硬化を招くため、
世間のイメージは「悪」ではあるが、
生命を健全に維持するためにはなくてはならないものだ。
働き
◯ 細胞膜を作る
◯ コレステロールやホルモンの材料になる
◯ ホルモン(ステロイドホルモン)・胆汁酸調整(消化を助ける)
◯ エネルギー貯蔵
◯ 内臓保護
◯ 体温を保つ
◯ 太陽の光からビタミンDを生成
◯ ビタミンA・D・Eなどの吸収を助ける
◯ 各所の炎症を抑える
など
種類
⑴ 中性脂肪
⑵ コレステロール
[血液中の脂肪 = リポタンパク質]
脂肪の割合が高い順に(比重の小さい順)
① キロミクロン:軽い脂肪で浮く食事由来の中性脂肪
② VLDL:肝臓で作った中性脂肪とコレステロールを末梢の血管や組織に運ぶ
③ LDL(悪玉):肝臓で作ったコレステロールを末梢の血管や組織へ運ぶ
④ HDL(善玉):重いたんぱくが多く末梢組織で過剰・古くなったコレステロールを肝臓へ運ぶ
近年では、「悪玉・善玉」コレステロールという呼び方自体が誤解を招くとして、疑問視する声も聞かれる。
監修:スポーツ栄養士&マクロビオティック愛好家