ARE FATS BAD?
脂質論争60年 〜FAT WAR〜
脂質は体にとって必要である。
体内で合成されるコレステロールは約70%、食事由来は約30%。
そして、体内でコレステロールの量を調整する機能を私たちは備えている。
[参考]
○ 脂質と脂肪酸のはなし 消費者庁食品表示課
検索ワード:「脂質と脂肪酸のはなし」
脂質は体にとって必要不可欠なものであると明確に分かっているにも関わらず、健康やダイエット、トレーニングとなると糖質やタンパク質に焦点がいきがちで、脂は全て太る元凶・病気の源であるとして極力摂取しないようとする見解が広まっている。
その理由の一つとして、生活習慣病が深刻な問題である米国では、脂質が善なのか、悪なのか決着がつかない約60年間にも及ぶ「脂質闘争(FAT WAR)」と呼ばれる議論が続いていることが影響している。
それは何故なのだろうか。
全世界では(2021年2月現在)、糖尿病患者は約4億6300万人。
成人の11人に1人の割合にも達し、その他、がん、心臓病など生活習慣病は増加の一途を辿っている。
脂質論争の歴史を検証していくと、糖尿病患者の増加に関わる根本原因の主要因として「脂質の方針」が深く関わっていることが見えてくる。
数年前までは糖尿病患者は約4億2500万人であったのを鑑みると、たった数年で約4千万人上昇している。
このように全世界で物凄いスピードで上昇していることは、当たり前なことなのだろうか。
真の真犯人は一体全体何であろうか。
[参考]
○ INTERNATIONAL DIABATES FEDERATION
検索ワード:「diabetesatlas.org」
脂質は体にとって必要である。
体内で合成されるコレステロールは約70%、食事由来は約30%。
そして、体内でコレステロールの量を調整する機能を私たちは備えている。
[参考]
○ 脂質と脂肪酸のはなし 消費者庁食品表示課
検索ワード:「脂質と脂肪酸のはなし」
脂質は体にとって必要不可欠なものであると明確に分かっているにも関わらず、健康やダイエット、トレーニングとなると糖質やタンパク質に焦点がいきがちで、脂は全て太る元凶・病気の源であるとして極力摂取しないようとする見解が広まっている。
その理由の一つとして、生活習慣病が深刻な問題である米国では、脂質が善なのか、悪なのか決着がつかない約60年間にも及ぶ「脂質闘争(FAT WAR)」と呼ばれる議論が続いていることが影響している。
それは何故なのだろうか。
全世界では(2021年2月現在)、糖尿病患者は約4億6300万人。
成人の11人に1人の割合にも達し、その他、がん、心臓病など生活習慣病は増加の一途を辿っている。
脂質論争の歴史を検証していくと、糖尿病患者の増加に関わる根本原因の主要因として「脂質の方針」が深く関わっていることが見えてくる。
数年前までは糖尿病患者は約4億2500万人であったのを鑑みると、たった数年で約4千万人上昇している。
このように全世界で物凄いスピードで上昇していることは、当たり前なことなのだろうか。
真の真犯人は一体全体何であろうか。
[参考]
○ INTERNATIONAL DIABATES FEDERATION
検索ワード:「diabetesatlas.org」
1960年代〈肉・バターが悪となる〉 |
◯ 動物性食品に多く含まれる飽和脂肪酸を大量に摂取する国で虚血性心臓病死が非常に多いという研究報告
これを、「心疾患のコレステロール原因説」と呼ぶ。
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1970年代
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◯ 総合的な脂肪の総摂取量と心疾患の発症率には関連性がない
一方でキーズ博士は、総合的な脂肪の摂取量と心疾患の発症率には関連性がないことも発見した。
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1980年代
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◯ 脂質は悪である〈低脂肪食品時代の幕開け〉
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1990年代
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◯ 飽和脂肪・トランス脂肪酸が悪である
同時に、世界中の科学者たちが、バターやラードなどの飽和脂肪酸が、悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールの両方を増加させること、健康に対しては多価不飽和脂肪酸のようなメリットがないと示したのである。
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1997年
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◯ 不飽和脂肪酸が体に良い
ハーバード大学公衆衛生大学院のフランク・フー(Frank Hu)博士が、「New England Journal of Medicine」誌に、8万82人の女性を対象にした画期的な疫学研究を報告。
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2000年代
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◯ 再び 飽和脂肪・トランス脂肪が悪である
また、トランス脂肪酸は体に悪いという研究データを数多く見かけるようになる。
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2014年
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◯ Butterisback
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2015年
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◯ オメガ3・オレイン酸などの不飽和脂肪酸が体に良い
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2021年
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◯ 一般的に共通する脂質の見解
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