⑴ インスリン
食後に血糖値が上昇したのを2時間ほどかけて下げる働き
⑵ グルカゴン
運動後に下がった血糖値を2時間ほどかけて上げる働き
グルカゴンの他:「アドレナリン・ノルアドレナリン・成長ホルモン・グルココルチコイド」など
インスリン
ペプチドホルモンの一種、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞で産出され、血液中に分泌される。
体内の中で血糖値を〝唯一〟下げるホルモンで、血糖コントロールやエネルギー確保に必須。
インスリンが正常に分泌できないと血液中に含まれる糖の濃度の調整ができず糖尿病から合併症を誘発する。
血液のブドウ糖の流れ
食後:血液に溜まった糖を血液から出して血糖値を下げるためにインスリンが働く
① 「糖」代謝(肝臓)
グリコーゲン(貯蔵多糖:動物デンプン)として肝臓重量の約6%前後蓄える
約500kcal分:一般平均男性
② 「蛋白質」代謝(骨格筋・心筋)
グリコーゲンとして筋肉重量の1%程度蓄える
約1500kcal分:一般平均男性
骨格筋は糖利用(グルコース)の約70%を占める
③ 「脂質」代謝(脂肪細胞)
皮下脂肪がある限り使用
血液(ブドウ糖のまま全身の血液に約5gほど循環)
監修:ヨガ栄養士&マクロビオティック愛好家