⑴ ATP-CP機構酸素は「不要」。エネルギー源は主にCP(クレアチンリン酸)。運動のタイプは瞬発的パワー。時間は約7秒間。 ⑵ 乳酸性機構(解糖系)酸素は「不要」。エネルギー源は主に筋肉中のグリコーゲン(糖質)を分解し乳酸が関与。運動のタイプは強強度パワー。時間は約33秒間。 ⑶ 有酸素性機構[クエン酸回路(TCA回路)]酸素は「必要」。エネルギー源は主に脂質。運動のタイプは持久力パワー。時間は長時間。私たちは、日々食事から「糖質・脂質・たんぱく質」を摂取している。それらによって蓄えられたエネルギーを ①糖質燃焼(〝無酸素〟で消費) ②脂質燃焼(〝酸素〟=プラーナ:サンスクリット語) を介して脂質を燃焼し 水と二酸化炭素に変えて外部に排出。 運動エネルギー(ATP:アデノシン三リン酸)を産生している。 ① 糖質燃焼 糖質自体が酸素を含むため 糖質 → 「酸素必要なし」 → ⑴ ATP-CP機構 ⑵ 乳酸性機構(解糖系) ② 脂質燃焼 脂肪自体が酸素を含まないため 脂肪→「酸素が必要」 → ⑶ 有酸素性機構[クエン酸回路(TCA回路)]①は蓄えられたエネルギーを使用。短期間の瞬発的な動きで使われ、短時間に爆発的な力が必要なスポーツや瞬時の危険回避などの時に働く。②は有酸素運動などに使用されるため、ダイエットや代謝機能に大きく関与し、活性酸素を抑えられ健康美に繋がるエネルギー消費回路である。ダイエットや美には、有酸素運動 が効果的。有酸素運動は、YOGA(特にアシュタンガヨガ)、早歩き、会話できる弱度のランニング、太極拳(中国)、タイチー(タイ)、ラジオ体操(日本)、エアロビクス(アメリカ)、アクアエアロビクス、水中歩行などがある。 ☆ ヨガ栄養士&マクロビオティック講師監修